春の古馬長距離レース

2011-09-16

現在中山グランドジャンプ・中山大障害という2つの障害GⅠレース、そして菊花賞と天皇賞春の2つ、計4つが3000mを超えるレースであり、更に4つのレースの中でも障害GⅠを除けば、いずれも京都競馬場で開催され、クラシック3冠の最後を飾るレース、春の古馬長距離レースとして2つのGⅠは競馬ファンに広く知られています。

長距離レースの魅力はトップクラスのスピードを持つ馬の能力に加え、豊富なスタミナが求められるという点と、長い距離の中での騎手達の駆け引きが最大の魅力です。

この2つの長距離GⅠにはどのような特徴があるでしょうか。

3歳馬の中でも「最も強い馬が勝つ」と言われる菊花賞は、高いスピードとスタミナが要求され、幾多の2冠馬がこの菊花賞に3冠を掛けて挑み、長距離の壁に阻まれます。

強い馬は確実に馬券に絡むため、出走馬のレベルを見極め馬のレベルに応じて馬券戦略をかえる事が競馬予想 となってきます。

またペース配分の困難な長距離では、1頭有力馬が出走を行う場合マークが厳しく波乱の可能性も残りますが、この有力馬の出走頭数が増えるほど、実力馬へのマークが分散しより力を発揮させやすくなるため、有力馬の出走頭数に波乱か平穏かの傾向も異なるため、時には有力馬を思い切って消してみるもの有効です。

天皇賞春は現在難解なGⅠレースの一つです。

2002年頃よりその傾向が出始めており、毎年実力馬が不在のケースが増えてきています。

例えば2006年ディープインパクト出走時のように、明確な最強馬が一頭存在する場合を除き、波乱含みの予想を行う事は必須です。

多くの古馬ステイヤーが揃うこの天皇賞春では、菊花賞とは異なり有力馬の数が増えるよりも、むしろ明確に1頭存在している場合の方が馬券的には本命傾向が強いといえます。

例年天皇賞春を回避し安田記念や宝塚記念に向かう有力馬や、菊花賞に参戦せずに天皇賞秋に参戦する有力馬が増加傾向にあり、レースレベルの低下は深刻となっていますが、馬券を買う競馬ファンにとっては、長距離レースは波乱を期待できるレースとなり、馬券の絞込みよりも手広く押さえる事が重要です。

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